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アウトリガは4本の張り出しシリンダと4本のジャッキ用油圧シリンダで構成されている。
それぞれの油圧シリンダが車輛の前後左右に取り付けられ、シリンダの伸縮により車体を水平かつ安定させる。
※ホイール式で垂直昇降型の古い機種に使われていたが、現在ではトラック式以外の高所作業車には使われていない。 |
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横に張り出す位置により、転倒防止のためブームの角度規制、荷重規制、高さ規制など制御がされます。
横への最大張出により作業車最大能力を発揮します。 |

H型アウトリガの例 |
A型アウトリガはアウトリガが横に張り出さない機種用で、10〜12mぐらいの小型機種に使われている。 |

A型アウトリガの例 |
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【アウトリガインターロック装置】
アウトリガの上部には接地圧を検出するセンサーがあり、4本すべてが接地しない限りは電気的な制御をしてブームブームの作動をすべて停止する装置である。
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アウトリガインターロックの作動例 |
【注意点】
アウトリガの設置場所が不安定
(よくあったのが敷鉄板上)な場合、ブームを伸ばし前後左右に大きく動かすとアウトリガが浮いてしまい、作業車が停止する事が多々あります。
その状態で浮いているアウトリガを接地させれば復旧できる機械と再接地後にPTOを外して再接続する事によって復旧するなど、メーカーにより対応の仕方が違います。
接地時には必ずアウトリガの上部を揺すって4本が確実に接地されている事を確認してください。 |
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アウトリガインジケータ |
アウトリガの横方向へのスライド位置、接地
状況を示す。 |
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